YMOナイト（AFTER SERVICE KYOTO）に参加してきました

お3人さん

昨日は記念日ということで、
オデッセィ2007の公開をリモートコントロールで終えた後、
京都は東寺にLive Earthat行って来ました。

ま、東寺のライブに関しては他のブログなりで参照していただくことにしまして･･･。

その後、夜11:00頃からは別所で行われたファンの集い
「AFTER SERVICE KYOTO」に参加してきました。
私的にはこれがCLUBデビューになります。

このイベントが素晴らしいのは
そもそも東寺でのYMOのライブが20分しか演奏時間がないことがわかっていたので、全国から集まってくるYMOマニアのための憤りのフォローの意味もあるんです、
という司会者お二人（吉村栄一氏、飯野賢治氏）の言葉に象徴される”心意気”だなあ。
ファンのフラストレーションはファンである僕たちが癒そう、
という自立心がまぶしすぎる。

ええ、わかりましたよ。
鳥が鳴き、木々のざわめきと五重塔の照明の下のYMOのあの姿はテレビでは絶対わからない、あそこに集まった3〜4,000人くらいの特権だから、
とは、実はファンへのねぎらいの言葉でもあったということも。
まさに以心伝心・You've got to help yourself.

こういう時、CLUBカルチャーという踊れて話せるイベントというのは
実にいいなあ。
同じことがビデオゲーム関連のイベントでもできるんだろうか、と
思わず思い巡らせてみる。
少なくとも、勝者と敗者が別れるゲームではだめかな。
みんながハッピーになれないと。

坂本美雨さんの来場には会場騒然。
SNOWEFFCTの「しぃわずあ　ないすえいじ、らいぷえいじ」に
チャクラをこじあけられ
隣の人とプレイ曲に談話を咲かせたりと
芳醇な時間が過ぎていきます。

座席のキープができない場所ゆえ、私は作戦をたてていて、
AM4:00までは座って体力温存しながら楽しもう、
残り1時間は酒を飲んで踊ろう、と。
この音楽の計画は大成功で、
終了間近の東風atグリークシアターで踊った時は
それはそれはハイテンションで気持ちよかったなあ〜。

ところでCLUBでの楽しみ方は人それぞれが基本ではあるけれど、
OFF会の延長で来ていたマニアの中には
とにかく自分の知識を話すだけの想像力のないおっさんもいたけど、
それは一番疲労して一番感動がないパターンだぞ。

対照的に司会のお二人がゆるくも語るYMO トークというのは
どれだけネタがマニアックになりつつも
みんなが笑顔になってしまうネタと妄想が満載で
（九州や熱海でYMOエコライブ。だって温泉はYMOの象徴だし、とか）
人に聞かせるトークであるという前提があるにしても
さすが違うなあ、エレガントだなあと感心した。

マス向きという形容詞は、時には妥協の産物を生む危うさを秘めているんだけど
大衆向きに傾くのは案外悪くないものだなあと。
自分は内ベクトルな作品ばかり作っているだけに。
それを感じたのは、桑原茂一御大自らのYMOのVJプレイ。
飯野氏の曲はちょっとシャンとしすぎみたいな印象があったんだが
茂一さんのは、写楽祭のアコギ「花はどこへ行った」〜「うっせーぞコノヤロ!!」リフレインで笑いを取り、武道館版ライディーンに続くと、もうみんな踊らずにはいられなくなって･･･まさに選曲のMagic。
さすが選曲家協会会長だよなあ。
人を手のひらに乗せる術を知っているんだよなあ、と感服する以外にございやせんでした。

一方飯野さんは司会とVJのかたわら、場内のファンたちと気さくにふれあっていて
さすが（CLUB文化がどうとかいう以前に）場をよくわかっていらっしゃる人物だなあ
、と、これまた目で細めていたんである。(^^

80年後半から90年の据え置き型ゲーム機の歴史も勉強しなきゃと、
タイムリーにも最近、飯野さん関連の本を読み始めたところなのだ。
私もほんの2、3語だがお話させてもらった。

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（東寺のLIVE EARTHで）マイケル・ナイマンさんと話されました?

うん。「覚えているか?」だって（笑）。←飯野さん

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吉村さんのYMO トークの話の中で
「詳しくは言えないけど、また飯野さんがクリエイティブなシーンに戻ってくる」
という話もたまたま耳にした。
お話させてもらった雰囲気だとビデオゲームじゃない気がするんだけど
いや、実は･･･ってパターンかもしれないねえ。(^^

で、飯野さんにもSNOW EFFCTさんにも
URL入りのオデッセィ2007のポストカードを差し上げたのであった。

見てもらえるといいなあ。
少なくとも、今日は二日酔いできびしいだろうけれど(^^

↓
オデッセィ2007