ファミコン前機の意義

ゲームシンポジウムや二次会などにお邪魔した際に、いつもうかがう質問があります。
ファミコン以外のゲーム機が、現在や未来のゲームシーンに果たせる役目って何だと思います?


ここでいうファミコン以外とは、1984年前後の周辺機種、
すなわちぴゅう太カセットビジョン、アタリ2800や光速船などのこと。
または、それよりずっとさかのぼった創世機種、
例えば、テレビテニスやシステム10などボールゲームや、
TV野球ゲームらレーシング112といった、単一機種のことです。
日本で市場を形成できなかったマシンとでもくくれるでしょうか。


「電源ONで即起動」という意見はよく聞きます。
今じゃケータイアプリでも結構かかりますものね。


「メディアが扱いやすい、壊れにくい」
ふむふむ、なるほど。


「ストーリーが豊か、グラフィックすげー、サウンドすげー・・・じゃなく、遊んで楽しい!に凝縮されている部分」
「何でもかんでもできる現行半導体技術から、何をチョイスするかを考える時のヒントになる点」
なるほどー。
でも、それはファミコンでもOKですよねえ。
むしろファミコンよりですよね?
ファミコン”前機”で何かありませんかねえ?


チャンネルFのマルチトグル? 
そうそう、そういうものです。


ジョイスティックをバーンと叩く、引っ張る、
これがブラックジャックのような賭けゲームの時、すげえ気持ちがいいんです。
「それいけー」みたいな。
感情を入力するコントローラーっていうのかなあ。
そういう素晴らしさですよ。


何かないですかねえ?