こたえ

まず、わかりそうで意外とわからないのがwiiの重量。公式サイトやカタログを見ても、サイズだけで重量の記述がありません。
仕方が無いので計ってみると・・・、メモリは1.2kgを指しました。さらに、例のグレーの置き台を入れると1.35kgとなります。


かたや、テレビテニスの重量はというと、1975年のエポック社カタログによると1.6kg。実測で計るってみると1.55kgを示しました。


わずか200gの違いですか。意外に差がないんですよね。
wiiが重い? テレテが軽い?



とまれ、実はこの話には先があります。
実はテレビテニスにはACアダプタというのは存在せず、最初から乾電池でしか動きません。何しろ、玩具安全基準のSTマーク取得済みだからして、コンセントなんて危ないものは使われないのです。


そこでテレテは乾電池と一蓮托生の関係にあるのですが、使用する電池、これがなんとこれがバカでかい単一型。しかもそれを4本。
重い!ひたすら重い!(ついでに値段が900円と高い!)
もちろんこんなものを毎回取り外していては邪魔でゴロゴロするため、普通は本体に電池を入っぱなしにしておきますから、現実的にテレビテニスは2.1kgの重さとなるわけですねえ。
例えるなら音楽のキーボードくらい。そういう質量のものが、35年前はお茶の間の机をスペースを占有していたことになります。


てなわけで、最後はやっぱり差がつきました。
さすが日本初のテレビゲーム、時代の重みを感じさせるでしょ?・・・、というオチ。
チャンチャン。