艶やかなナデシコ

先日より、すおえきレゲ娘!というwebをスタートしています。
http://gamegirl.from.tv/

クラゲー機を萌え擬人化したコミカル系サイトでして、なぜまた唐突に?といぶかれる諸兄もおられるかもしれませんが、それは追々に。


今回、娘の絵とデザインをイラストレーターのBOM氏が担当されています。
http://x09.pya.jp/ss/index.html


ゲーム機の萌え擬人化というのは、すでに世の中に星の数ほど存在し、私自身も手がけたことがありますが、詳しければ詳しいほど、設定側によってせせこましくなってしまう嫌いがあります。

例えば、私がつくったテレビテニス子なんてマッハバロンみたいな頭になってしまったですが、
氏のデザインはマニアックさから自由な分、生き生きした女の子像が立っているのがわかります。
髪止めの位置にコントロールダイヤルがある、
首輪に垂直同期調整ボリュームがある。

ファミコ(ファミコンの擬人化娘)の横の大胆さも驚かされます。
設定ベースの作家さんにはこの味はまず生まれないでしょう。


そして何よりも色が艶(あで)やかさに満ちています。
自然画とか見せてもらいましたがとっても素晴らしい。
色彩コントロールがうまい作家さんなんですね。



基本おまかせでOK。で、私がやることがなくなってしまったので、逆に、BOM氏のイメージを、私がマニアックに持っていくというくだらないことをやっており、
例えば、ふぁみ子の場合なども、京都のゲーム機だから巫女さんというノーマルな発想を、私が、魑魅魍魎を退治するミッションを受けた、と、(魑魅魍魎=ファミコン互換機の基盤キットですよね)空想科学読本のような重箱の隅をしっかりガードする方向に持っていったりしているわけです。