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ディクショナリーのYMO特集レビュー、微妙なる続き。


飯野氏の巻頭記事はつまり・・・

シビアな予約を勝ち抜き、10,000円くらいの高いチケット代をはらって、
さらに遠い場所から数万円もかけて奥さんを連れて行ったのに、
たった20分で終了、アンコールも一切く、
「三人の姿が見れただけで十分だよね!」と自分を納得させている切ないファンたちの
心を癒すメッセージでもあるのだった。


ソナーや横浜で見たHASとは違う、間違いなくそれはYMOの復活だった。


ビデオゲームで言えばまあ隠しメッセージってとこか。
HASYMO的に言えば「RESCUE」であり「以心伝信」。
平沢進的には「救済の技法」か?



親のいない子どもを救う”仲間”のように、CLUB文化に根付くこの意識は深い。


AFTER SERVICE KYOTOで、出店の「おたべ」(だっけ?)がなかなか売れなくて
売り場の担当さんが困っていたんだな。
それを聞いた茂一氏がステージで「彼を男にしてやってくださいよ。YMOファンのいいとこ見せましょう!」
みたいな感じで(正確さには欠くと思うんでトラバしないで^^;)応援して、
それから1時間くらいしたら、ようやくおたべが完売して、
担当さんはSNOW EFFCTさんたちと肩抱き合って祝杯をあげていたんだよなー。


送り手と買い手という立場の違いに、どうしてもひずみが生まれてしまう悲しさもあるが、
(こればっかりは・・・難しいよねえ)
根無し草が互いに応援しあって生きていく、進んでいくというのかな。


考えてみれば、飯野さんしかり、茂一さんしかり、
あの夜集まっていたクリエイターの人たちって
みんな本流とは少しズレた根無し草ばかり(UAも踊っていたとか?)。


彼らの思想とYMOとのコラボが今回のディクショナリーじゃないんかな。
両者の間にはなんとなく距離を感じるのだ。
だから融合というよりは、溶け合わないコラボってな。



YMOは思想である、と茂一さんは言ってたっけ。
私がそこに求めるのは、片意地の張らないダンスとユーモアかな。
ってことはスネークマンショー・・・。
ああ、なんだかつながったような気がする。

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以下、dictionaryに載っていた、当日の茂一さんの選曲(但しVerUP版とか)。
なんと来る8月28日、SHIBUYA FM 78.4の「ANY MUSIC BUT GOOD」で流れるらしい。
踊らずに入られなかったあの夜のイエローマジックをあなたも体験できるチャンスだ!
電波が入らない人は根性でかき集めるしか?!


8.28
YMO issue SPECIAL !
桑原茂一

01 : Kazzu/Tong Poo/カバの会
02 : WHERE HAVE ALL THE FLOWERS GONE?/YMO
03 : SNAKEMANSHOW IN BUOOKAN/スネークマンショー
04 : RYDEEN(live in Budokan)/YMO
05 : RYDEEN/YMO
06 : TECHNOPOllS (Single Version)/YMO
06 : RYDEEN/The Balanescu Quartet
07 : Seoul Music/YMO
08 : 1-900 Blow(BGM,Shadows On The Ground/ Water Bed)
09 : Insomnia "Wear Ball Mix"/カバの会
10 : Fire Craclcer"Adventure of Garuda"/カバの会
11 : Behnd The Mask - Simoon - Computet Game - Tightten Up - Firecracker - Tong Poo (国宝Mix)/カバの会
12 : NOSTALGIA(JEUX DE MlXAGE)/YMO
13 : Behind The Mask/The Balanescu Quartet
14 : Behind The Mask(SElKO Quarts CM Version)/YMO
15 : Behind Tna Mask/YMO
16 : LA FEMME CHINOISE(ACOUSTIC VERSION)/YMO
17 : ONGAKU/セニョール・ココナッツ
18 : JAPAN AS NO.1/スネークマンショー
19 : The End Of Asia/YMO
20 : Mass/カバの会
21 : Tong poo/カバの会
22 : RYDEEN/カバの会
23 : ONGAKU/YMO
24 : Fire CraCker/YMO