表紙のはなし・ゲーム機編A


テレビテニス。75年度エポック社広告を再現した表紙。アンテナが黒い!まだまだ甘いスねー。
テレビテニスの広告戦略は、調べれば調べるほど謎めいていますが、例えば当時の人気バラエティ番組「噂のチャンネル」においてタイアップをやっていたとか、おもしろい情報もあるんです。
これならアッコに勝てる!とデストロイヤーやせんだみつお達が言ってたりしそう。




2009年夏のスーパービジョン8000(バンダイ)表紙。
涼しげな表紙をクラゲーでやってみたい!とか思ったんですよね。
頭の中では、なぜかはらJINさんが「マイコンゲームの本」で描いた、ビートルズ風”ギャラクシーフラーイ〜♪”ってBGMが鳴っていました。音なんかないっつーのに!




ダイナビジョン(ヤマギワ電気)
業界の某氏が「新聞はゲームのスペック的なところばかりを記事にするんだよね。だから逆に新聞に記事にされている時点では、まだまだ××(失念)なんじゃないかな」とおっしゃっていたのを、ふと思い出したんです。
ダイナビジョンってマシンは16ビット(?)だって噂だけが紙上を一人歩きしているその最高の例だったりするんですね。レアだからとか。じゃあ逆に、何か違ったものを表現できないかな?と、あれこれ悩んで、そのロシアっぽい色彩から、構成主義(エセ)なも表紙に仕上げた次第。
Yahooキッズからとんできた人はちょっと引く人もいるかな?と考えたのですけれど、見慣れたら案外いい塩梅かも?とリリースしました。
慣れなかったぞ、これは。




光速船(バンダイ
おなじみモニタ搭載型筐体は、斜めショットが実に絵になりまする。
モニタに映っているキャラクターは、実際のゲームのものではなく、
1983年の光速船TV-CFに登場した3Dモデリングされた敵機(ハルマゲドン)を合成したものです。
フォトン・トーピドゥーもCFどおり赤くなぞっております。
気づいた人はいるかな?




ぴゅう太mk-IIと大傑作・レスキューコプター。
クラゲーにだってファミコン以上におもしろくてスゴいゲームがあるんだぜ、というのを、黒を背景にクールなイメージでやってみようと思ったんです。クオータービューと飛び出すヘリコプターのイメージがいい感じになりましたね。けっこう気に入っています。


ゲーム画像をメーカーの許可無しにネットに載せるのは、当然ですがすっごい抵抗あります。権利表示したりテクスチャ素材的な使用しても溜飲は下がらなくて。
(ODYSSEYの更新が滞るのはその辺りにも理由がありまして)
だから、くそまじめに申請したりするんですけれど、振り返ってみれば悪い結果を生んだことってないですね。