表紙のはなし・ノンシステム編・続き


「なぜ、アドオン5000のインベーダーって出なかったんですか?」
「それがね、私はてっきり発売されていたと思ってたのですよ。」
「SV8000のインベーダーのために、ペンディングされたってことはないのですか?」
「それはありません。カタログに載せているくらいですからね。だから発売されたと思っていたのです。」


・・・といった会話をした覚えがあります。


でも、カスタムLSIでゲームを作る期間やお金や人材を考えると、
実は発売されていたってことは、やはりありえない。
もし、そんなチップの気配でもあれば、かのPONG-STORY.comが逃しておくはずはないでしょう。



そうそう、アドオンにはもう一本「サブマリン」という未発売タイトルが挙がっていましたっけ。
それらしきゲームが、実はGI社のカタログにも載っているんですよ。
(pong-storyも取り上げています)

そもそもアドオン5000のカセットは、すべてGI社のチップです。
ということは、仮にインベーダーが開発されていたのなら、GI社が開発していたんだろう、と。


そして確か、このサブマリンも結局量産されることはなかったはずです。
と、いうことは、やはり何かしらGI社側の都合で方針が変わった、ということになるんでしょうか。
うーん、
でも、どう首をひねっても、4,980円なんて低価格で発売できるわけがないんですがねえ・・・。